第141回:ロコモティブシンドローム第2弾 |
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)については5月号で紹介しましたが、今月号では、そのおさらいと予防体操をご紹介します(以降はロコモと称します)。 骨・関節・筋肉などの運動器が衰えてくると、暮らしの中での自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高くなります。 主な障害には、@運動器の疾患…変形性関節症、骨粗しょう症、関節リュウマチ、骨折など。A加齢による運動器機能低下…筋力低下、持久力低下、バランス能力低下などがあります。 ロコモチェックをしてみよう□片足立ちで、靴下がはけない □家の中でつまづいたり、すべったりする □階段を上がるのに手すりが必要である □15分くらい続けて歩けない □2s程度の買い物を持ち帰るのが困難である □やや重い家事が困難である 以上1つでもあてはまれば、ロコモの可能性があります。今日からロコモ体操を始めましょう。 その他の体操には、各種スポーツもあります。気軽に体を動かし、筋力の低下を予防しましょう。 (ふれあい診療所 理学療法士 田中真理子) ロコモ体操 その1 開眼片足立ち転倒しないように、必ずつかまるものがある場所でおこないましょう。 ※支えが必要な方は、机に両手をついておこないます。可能な方は指先で。 ロコモ体操 その2 スクワット安全のため、椅子やソファの前でおこないましょう。ひざがつま先より出ないようにしましょう。 ※机についてのスクワット ロコモ体操 その3 その他の体操
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